施設長挨拶

みなさまこんにちは。東葛医療福祉センター光陽園施設長の中村です。
光陽園は県内6番目、東葛地区で初めての重症心身障害児者入所施設として、平成26年4月に柏市酒井根に開設しました。
開設から8年目を迎え、現在3才から64才までの84人のかたがここで生活しています。
知的にも運動機能的にも重度の障害がある点は共通していますが、外界刺激に対する反応の仕方や医療の必要度は様々です。提供する医療、看護、介護サービスも多岐にわたりますが、安心、安全な環境のもと生きる喜びを感じてほしいという職員の思いはひとつです。
生活を楽しんでいただくために療育面では、約4年前に入所棟とは別棟に療育の拠点「ほほえみ」を立ち上げ、さらに令和3年11月には大幅な改修工事をおこない「ニューほほえみ」が誕生しました。そこでは、ボウリング、ボッチャなどのゲームを楽しむ、創作活動で陶器や竹細工を作る、カフェでコーヒーの香りを楽しむ、エステで化粧やフェースパックを体験する等々、様々な療育活動をおこなっています。
一方医療面では、排痰を促すためのパーカッションベンチレーターの導入、専門家による定期的気管支ファイバー検査、筋拘縮に対するボトックス治療、緊張を緩和するためのバクロフェン髄腔内持続注入療法など質の高い医療ケアをおこない、安心、安全な環境を提供しています。新型コロナに対しても厳しい対策をおこなっており、これまで入所者にはひとりも感染者を出していません。
外来診察は重心に限定せず、幅広く発達障害全般を対象としています。対象年齢を制限せず、診断が確定しないようないわゆるグレーゾーンの方々の相談にも十分な時間をかけ、できるだけ丁寧に対応するようにしています。
以上のように開設から7年間で施設としてはかなり充実してきましたが、児童発達支援、日中一時支援、専門職の派遣など医療福祉センターとしてやらなければならないことはまだまだたくさんあります。スペースの問題やマンパワーの問題を解決しながらひとつひとつ実現していきたいと考えています。
これからも光陽園へのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

令和4年3月3日
東葛医療福祉センター光陽園

施設長 中村 仁

経歴

昭和53年3月 千葉大学医学部卒業
昭和53年4月 千葉大学医学部小児科学教室入局
昭和58年4月 松戸市立病院小児科
平成13年4月 松戸市立健康福祉会館 館長就任
松戸市こども発達センター センター長兼務
  • 短期・長期入所のご案内
  • 求人案内 募集要項・エントリーはこちらをご覧ください
  • 看護師のご紹介
  • 生活支援員のご紹介
  • スヌーズレンのご紹介
  • 院内保育室のご紹介

面会について

  • コロナウイルス感染対策のため
    現在面会休止中です。

交通アクセス

所在地
〒277-0053 千葉県柏市酒井根24
電話:04-7176-7710
FAX:04-7176-7718

交通アクセスを見る

社会福祉法人 創仁会 法人情報