スヌーズレンのご紹介

スヌーズレンとは

☆1970年代半ば、オランダの知的障害施設から始まった取り組みです。どんなに障害の重い人たちでも楽しめるように、「光」「音」「匂い」「振動」「温度」「触覚の素材」このようなものを組み合わせたトータルリラクゼーションの部屋が生まれました。
☆「スヌーズレン」という言葉はオランダ語の「スヌッフレン(クンクン匂いをかぐ、探索)」と「ドウーズレン(うとうとする、くつろぎ)」という二つの言葉からつくられた造語です。
☆現在では、重い知的障害がある人の分野だけではなく、認知症の人々、子供の発達支援など様々な分野へと広がっています。そして、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、北米大陸、世界中の国々にも広く理念と活動が浸透していきました。
☆スヌーズレンは楽しむ事が目的ですが、今までの実践の過程でさまざまな意味と成果がみられています。

光陽園のスヌーズレン

光陽園には、いつでも利用できる常設のスヌーズレン室があります。支援員が中心となって活動計画を立て、他のスタッフと協力しながら日常的にスヌーズレンが行えます。
当園の目指すスヌーズレンは、その人にとって心地よい刺激・・・「光」・「音」・「振動」・「香り」によって、楽しんだり、リラックスしたりできる空間づくりをするということです。
スヌーズレン室に入ると、ミラーボールの光を目で追う人、目をきらきら輝かせてバブルチューブを見つめる人、ウォーターベッドやビーズクッションの振動に身を委ね、眠ってしまう人などさまざまな反応が見られます。この時スタッフは、入所者さまの隣でスキンシップを図ったり、一緒にウォーターベッドに寝転んだりしています。どの刺激が楽しいのか、どう感じるのか、一緒に過ごすパートナーとして共感することで、信頼関係の深化も図っています。
スヌーズレン室の他にも、スタッフステーションの前にバブルタワーを常時設置しており、心を落ち着かせる空間になっています。また、お部屋から出ることが難しい時などには、プラネタリウムや光のおもちゃなどを利用してお部屋に小さなスヌーズレンの空間を作り、楽しんでいただくこともあります。
現在、光陽園には、アロマセラピーインストラクターの資格を有するスタッフが在籍しています。アロマセラピーの専門家としてのアイディアも盛り込み、さらにスヌーズレンの取り組みが充実してきています。

アロマセラピーインストラクター(看護師)からの一言

スヌーズレンは『クンクンする』とか『くつろぐ』という意味があります。光陽園のスヌーズレン室ではアロマを焚き、五感を刺激しながらリラクゼーションを行なっています。
さまざまな香りの中からその日の気分に合わせて選択できます。また、ディヒューザーを使って季節ごとにちがった香りも楽しめます。

入所者さまだけでなく、スタッフのリラクゼーションにも一役買えればと、各フロアーにアロママスクスプレーを設置し、良い香りで職員も一息つけるようにしています。

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